2018年7月4日

少年指導10ヵ条

「プレーするのは子どもたち!デンマークサッカー協会から学ぶ、親のための10カ条」を読みました。ワールドカップの真っ最中ということもあってか、この10ヶ条が話題になっているようです。

https://www.sakaiku.jp/column/mental/2013/004231.html この10ヶ条は保育を考える上でも非常に参考になります。サッカーを遊びや生活、コーチを保育者と置き換えて考えることもできます。いい言葉に出会いました。こういう言葉が紹介されているサイトの存在はありがたいです。

デンマークサッカー協会 少年指導10ヵ条

①子どもたちはあなたのモノではない。
②子どもたちはサッカーに夢中だ。
③子どもたちはあなたとともにサッカー人生を歩んでいる。
④子どもたちから求められることはあってもあなたから求めてはいけない。
⑤あなたの欲望を子どもたちを介して満たしてはならない。
⑥アドバイスはしてもあなたの考えを押し付けてはいけない。
⑦子どもの体を守ること。しかし子どもたちの魂まで踏み込んではいけない。
⑧コーチは子どもの心になること。しかし子どもたちに大人のサッカーをさせてはいけない。
⑨コーチが子どもたちのサッカー人生をサポートすることは大切だ。しかし、自分で考えさせることが必要だ。
⑩コーチは子どもを教え導くことはできる。しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは子どもたち自身だ。


それと親のための10ヶ条もいい言葉ばかりです。保育者も親も、同じ思いで子どもに接することができる、そんなあり方を目指していきたいですね。

サッカーをする子どもを持つ親のための10ヶ条

①子どもたちが自ら望んだときに試合やトレーニングに参加させてあげましょう。
②試合中はすべてのプレーヤーに励ましの言葉を送りましょう。あなたの息子さんや娘さんにだけではなく。
③成功にも失敗も同じように声援を送りましょう。批判ではなく、ポジティブな声をかけてあげてください。
④コーチの選手起用を尊重しましょう。試合中に選手起用について影響を与えようとするのはやめましょう。
⑤レフェリーの判定を批判するのはやめましょう。
⑥プレッシャーを与えることなくプレーに参加させてあげましょう。
⑦試合の後は結果の話だけでなく、覚えているプレー、楽しかったシーンなどについても話し合いましょう。
⑧節度を守り、分別のある行動をとりましょう。何事も度を越してはいけません。
⑨所属クラブの運営には尊敬の念を持って接しましょう。保護者と指導者間のミーティングでは、明確な指針を持ち、どのような態度で子どもに接するのかを話し合いましょう。
⑩サッカーをプレーしているのは子どもたちです。決してあなた自身ではありません!


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