先日とあるイベントで「フェアで且つシェアのできるコミュニティーをたくさん立ち上げ、その上で複数のコミュニティーに重所属することの重要性」を教わりました。どんな中身のコミュニティーでもいいとのことでしたが、重所属をしようと思えばあちこちでコミュニティーが作られている必要があります。しかもフェア&シェアなコミュニティーでなければ意味がないそうなので、なかなか難易度は高いです。
でもこども園ならできますよね。どんな子どもでも入園できる施設だし、入園していなくても子育て支援センターがあるため関わりはいくらでも作れます。そして自分たちの得意なことを子どもたちに見せてあげたい、一緒に何かをやりたいと言ってくれる保護者や地域の方を受け入れることができます。こども園には常に子どもがたくさんいます。施設も持っています。それを保護者や地域にも開放し、持ち味を発揮してもらうことで子どもたちとつながってもらうわけです。これはフェアでシェアな関係といってもいいですよね。

それをコミュニティーと考えると、今回フラダンスで子どもたちと関わってくれた方々、盆踊りを後世に残していくために立ち上がった盆踊り保存会の方々との交流は、コミュニティーの1つの活動と言えると思います。今回の夏祭りはコミュニティーが育ってきているのが表現された1つのカタチと考えたいと思います。

こども園は子どもがこれからの社会で必要な力の基礎を確実につけていく場です。そして同時に子どもを中心としたコミュニティーを作る場でもあります。そんなことを今後はもっと前面に出していけるよう、コミュニティーの様々なカタチやその重要性について、考えを整理したいと思います。
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