2018年7月14日

個と集団

個を大切にした保育を行っていると、集団が基本の小学校へ行った時に困ることになる。そんな意見を耳にしました。保育園が個を基礎した集団であれば、小学校は集団を基礎とした個だと、そんな内容だったと思います。

集団というのはみんなが同じことを一斉に行うもの、そう考えているんだとしたら相当な訓練が必要だと思います。小学校がそのような集団を求めているのであれば、早くから準備をしておく必要があるでしょう。でも違いますよね。個の知識や技能を基にした思考力や表現力をもって、それを他者のそれとネットワーク化することを目指しているはずなので、目指す集団のカタチは違っていると思います。

個が尊重され、その中で自分や自分の強みを知り、他者にもそれぞれに強みがあることを知り、自分も他人も尊重され、互いに協力し合うことでより豊かで複雑な集団(社会)を形成していくことを目指すべきです。だからこそ集団のカタチを強要するのではなく、個を尊重し、他者も尊重されていることを十分に見ながら生活することが欠かせないと思っています。

このことについてはもっと丁寧に整理をしなければいけないと思うのですが、暑さでバテてしまっているので今日はやめておきます。

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