2018年6月15日

2018年6月

【コーディネーター】
「生活支援コーディネーター」という仕事があります。5月の事業方針発表会でケアマネージャーのKさんが触れたことで覚えている人もいると思いますが、在宅介護支援センターのNさんが江津市の東部地区担当としてその仕事を行っています。生活支援コーディネーターの役割について、Nさんの名刺の裏にはこんな分かりやすい説明が書かれています。

「困っている人」と「お手伝いできる人」をつなぎ、暮らしやすい地域づくりに取り組みます

困っている人がいないか?お手伝いできる人がいないか?どんなお手伝いができるのか?と情報を集めること。そうした情報を掴み、つながりのなかった両者をどうつないでいくかを考えること。さらに、最終的には生活支援コーディネーター抜きで地域が主体的に活動していく形に持っていくこと。それがNさんの役割です。

【ユニークな提案】
そんな視点を持って仕事をしているからか、Nさんはユニークな提案をよく持ってきてくれます。「ある外出イベントに、本来対象ではない◯◯の人たちが参加できるようにしたい」とか「△△を作るのが上手な人がいるので、その人が制作活動に打ち込める場を用意して、△△を必要としている人に届けられるようにしたい」といった、AとBにちょっとずつ変化をつけて結びつけたらおもしろい活動ができるんじゃないかといった提案です。実際に形にするには多くの人の協力が必要ですが、まずこうした発想がなければ何も始まりません。あちこちからアイデアが出てきて、「じゃあこんな風にしてみるのはどう?」とみんなで練り合って、そんなことがもっと盛んに行われるとおもしろいですよね。そのためにも「困っている人」と「お手伝いできる人」を探すアンテナを張り巡らせておくことが欠かせません。

【アンテナ】
カラーバス効果というものがあります。何気なく目の前の風景を見ているときと、特定の色に注目しようと意識したときとでは、見えるものが違ってくる現象です。例えば赤に注目しようと強く思うと、ポストとか赤い看板とか身の周りにある赤いものが目に飛び込んで来るようになります。私たちはいろんなものを見ているようで、実はあまり見えていません。見たいものを見たいように見ているだけなのが、私たちの普通の見方です。情報もそれと同じで、ある情報を集めようと思ったら、その情報を集めようと意識しなければ気づくことができません。アンテナを張り巡らせるとは「意識する」ことです。1人ひとりの多様な関心から多様なアンテナを張り巡らせ、掴んだ情報からアイデアを得て、それを練りあげて実践につなげていく、この循環を大事にしていきましょう。

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