2018年6月4日

言いっぱなしにしない

折々のことばを読んでいると全く知らない本の言葉に触れることができます。決して自分では選ばないような本の言葉が紹介され、その言葉に惹かれて本を手に取ってみることが何度もありました。例えば少し前の折々のことばより。
「ツッコミ」は「拾う」であり、その後のコミュニケーションに接続すること。ぴしゃりと一言で「これが正解だ」と示すのではない。
江弘毅

鷲田さんのことば
大阪語の作法の妙はそこにあると、編集者・ライターは言う。相手が答えに窮するような発言で話を途切れさせるのではなく、つまらん話もうまく拾ってやって、話が回ってゆくよう発言を終えること。「言いっぱなし」にしないこの作法は「最高に民主的やぞ」と。昨日と同じ、作家・津村記久子との共著『大阪的』から。その一例を明日。(鷲田清一)

これ、すごく大事なことですね。大阪の文化の奥深さを感じます。とっても興味が湧いたので「大阪的」を読んでます。


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