2018年9月5日

乳幼児教育

11月に行われる島根県保育研究大会において、私たちの園のスタッフが研究発表を行います。テーマは『子ども集団から見える乳児期の育ち』です。

乳幼児期に子ども集団の体験をすることはとても大事だと考えていて、集団の中でどんな姿を見せているか、何を体験しているか、そこでの経験が3年後、4年後にどうつながっていくか、そんなことを追跡調査していることを発表することになります。

一般的に保育といわれているものの中には教育の要素がふんだんに入っています。といっても何かを教え込むような教育ではなく、子どもが持っている「自ら育つ力」を引き出していく教育です。私たちは便宜上それを乳幼児教育と呼んでいます。

昨日参加した幼児教育振興プログラム策定ワーキンググループの場でも、0歳からの教育が大事だと発言しました。乳幼児教育の意味について、県内でも理解が進んでいくことを期待してのことです。

どうしても教育といえば3歳以上の子、幼稚園に通い出すあたりからの話だと思われていると思いますが、実はそうではないこと。乳幼児期に必要なのは小学校以降の教育の先取りではないこと。そんなことをいろんな場で当たり前のように発言し、関心を持ってもらう流れができてくることを目指します。

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