今日の夕方のことです。園庭環境の改善点はないか、あちこちチェックしながら歩き回っていると、お集まりを終えた2歳児が園舎から出てきました。ブランコへ向かう子、築山を登り始める子、園庭を走り始める子と、バラバラに遊び始めました。その様子を眺めていると、ある子が築山に登って滑り台を滑っておりる、また登って滑り台を…と楽しそうに繰り返し遊び始めました。するとバラバラに遊んでいた子どもたちが少しずつ集まってきて、同じような行動を始めます。別に呼び集めたわけでもないのに、いつの間にか同じ遊びをする集団ができていました。
この時期は「群れ」て遊ぶ楽しさを学ぶ時期だと言われています。誰かが何かを楽しそうにやっていると、わらわらと子どもたちが集まってきて群れて遊び始める姿はよく見られます。誰かが誘ったり、大人が集合をかけたりしなくても、自然に群れが出来上がっています。この「自然と群れが形成される」体験を十分に保障することが、その先のルールのある遊びを共有することにつながっていくんでしょう。群れが形成されるのをジーッと見ているだけでしたが、楽しい時間でした。
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