子育て支援センターのイベントのとき、コーヒー屋さんに来てもらって美味しいコーヒーを飲ませてもらう時間を設けます。少し先ですが、美味しいコーヒーの淹れ方やコーヒーの楽しみ方を教えてもらう講座も計画中です。子育て支援センターとコーヒーは全く関係ないんですが、あえてそこをつなげてみようかと。
厚労省は子育て支援の機能と役割について、次のように示しています。
『学び』
支援者は、利用者が気兼ねなく相談できる関係をつくり、個々の親子への支援や情報提供などに応じること。また、利用者同士のかかわりあいや地域の様々な人たちとの交流を促すようにも働きかけること。これらによって、親子がともに成長するための学びの機会を広げていくように努めること。
『支え』
支援者は利用者を分け隔てすることなく、誰にとっても身近な相談相手であり理解者であるように努めること。また、利用者同士の支えあいを促すとともに、世代や立場を超えた様々な人たちの協力を得て、地域全体として子育て家庭を支える環境づくりを行うこと。
『親子の力を引き出す』
支援者は、親子に備わる「成長する力」を信じること。とくに親に対しては、支えや学びを得て自己肯定感を高め、子どもや子育てに向き合う余裕を回復する過程を重視すること。そのために支援者は、成長を阻む要因の解決に努め、様々な活動を通して刺激や学び得る機会をつくりだし、親子の力を引き出すように働きかけていくこと。
こうしたことを実践していくためにも、まず多くの人に利用してもらえる場でなければいけません。機能として用意すればそれでOKではなく、利用してもらえるよう積極的に働きかけるところから取り組む必要があります。そしてその取り組みは施設によって様々である方がいいと思います。そんなことから考えているのは次のこと。
○子育ては親のみが担うのではなく社会全体で行うもの→いろんな役割をもった人とのつながりを作ることも大事
○子育てへの興味関心は子育て中の人以外にもある→今は子育てをしていない人にも足を運んでもらえる場にしたい
○子育て中も楽しむことは必要→安心して趣味に没頭したり趣味を広げたりするお手伝いもしたい
○悩んだときはすぐに相談してもらえる場であること→まずは気軽に利用できる場、悩みがないときから来てもらえる場でないといけない
多様であること、いざというときにちゃんと支えになってくれる専門性をもったスタッフがいて、その上で様々な人が日常的に出入りして多様な関わりの場になっている、そんな形を目指したいと思います。だからコーヒーも関係ないようで関係あったりするんです。
みんなで美味しいコーヒーでも飲みましょう。
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