2018年10月15日

2018年10月

【合歓の杜】
「丘の上事業所」という仮称で準備を進めていた合歓の丘近くの建物ですが、改修が無事終わり、10月1日より正式に通所型サービス(基準緩和型)を行う場としてスタートしました。建物の名称は職員のみなさんに募集して抽選を行った結果、居宅介護支援事業所のNさんが考えてくれた「合歓の杜(もり)」に決まりました。先日、その事業を担当するデイサービスセンター合歓の郷のJさんとOさんが利用者の方々をお連れして建物の案内をしていたので、その様子を見学させてもらいました。生活機能の維持・向上が目的のサービスを実施することもあって、建物内は段差がそのまま残してあります。なので利用者にはそれを乗り越える動きをとりながら過ごしてもらうことになります。利用者と一緒に料理をするための調理場もあるので、調理の作業だけでなく調理に使う食材の栽培などの多様な活動を通して、利用者同士の交流を深めていくことも考えてくれているようです。

【障子張り】
特におもしろいと感じたのが、障子張りの活動が用意されていることです。実は改修が終わったといっても障子の張り替えは終わっておらず、一部破れたままになっています。その障子を見てもらい、「みなさんに最初にやってもらうことは障子張りなので、よろしくお願いします!」と説明していました。完成された建物で至れり尽くせりの介護サービスを提供するのではなく、施設も介護サービスも利用者のみなさんと一緒に作っていく、その活動を通して生活機能の維持・向上を目指そうとしているのが伝わってくる、気持ちのいい場を見させてもらいました。今後の展開が楽しみな合歓の杜です。

【広報誌】
新しい広報誌が完成しました。38号まで発行してくれていた広報委員のみなさんの思いを引き継いでリニューアルしたのが、今回の39号の広報誌です。今回は職員のみなさん全員に配布させてもらいました。花の村はつながりを大切にしていく、様々なつながりを生み出していくとお話していますが、そのつながりをテーマに各事業所で取り組んでくれいていることの紹介、そしてトップにはデイサービスの利用者インタビューも載せています。「こんなつながりもあるのか」「こんな人に支えられて事業を行っているのか」と読みながら感じてもらいたいと思います。そして「じゃあ新たにこんなつながりを作ってみてはどうだろうか」「支えてくれている人ともっといい関係を築いていくためにはどうしたらいいだろうか」と、これからのことも考えてみてください。私たちの事業は地域に支えられていることで成り立っており、だからこそ地域を活性化させることを目指し、そのためにつながりを大切にしようとしていることを確認するきっかけにもしてください。次号は3月発行を予定しています。そちらもお楽しみに。

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