昨日は浄土宗の池口隆法さんのことを書きました。保育にも福祉にも直接関係のない方の活動を知ったりすることで何が得られるのか、仕事にどんな影響を与えるのか考えるんですが、他分野で活躍されている方の考え方から自分たちの分野に参考になることを見つけられないのであれば、それは姿勢が間違っていると考えています。
自分たちの分野のことだけを学んでいれば、その分野の理解は深まり取り組みも深まっていくという考え方も分からなくはありません。でも、人が活動することにおいては必ず共通点があるはずだし、人を育てる、人の人生をサポートする仕事であればなおさら幅広い知識や考え方を知っておくべきだと思います。
保育で言えば、今だけを見ていても意味がありません。子どもたちが社会に出るとき、つまり20年後30年後の社会がどうなっているかを考え、そのときにはどんな力が求められるようになっているかを考え、その上でじゃあどんな保育が必要なのかを考えなければいけません。その時に「自分は保育のことしかしらないからその範囲内で精一杯考えよう」では十分ではないですよね。いろんな角度から社会のあり方を考えることを日々行っていることが、そこでは求められると思っています。
そんなわけで、今は天皇陛下のことと「せやろがいおじさん」のことに注目し、情報を集めているところです。どちらも学ばせてもらうことがたっぷりあるので、なかなか楽しい作業になっています。
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