2018年8月15日

2018年8月

【研究発表】
11月には出雲市で島根県保育研究大会が開催されます。その大会であさりこども園のOさん、さくらこども園のOさんが研究発表を行うことになっています。乳児期に子ども同士が関わり合う体験をすることがいかに大切か、両園での子どもの様子を見てもらいながらの発表になるようです。子どもたちの姿を記録し続け、参加者に伝わりやすいような発表にするために話し合いを重ねてくれています。時間も労力もかかることを粘り強く続けてくれていること、発表には直接関わらない職員も記録等の協力をしてくれていることを嬉しく思います。

【再点検】
こうした研究発表を両こども園の職員は何度も受けてくれています。そして、研究発表の経験から得られるものは非常に大きいと受け止めてくれていると思っています。研究テーマや研究方法を考えるとき、より伝わりやすい発表内容にしようと考えるとき、子どもの育ちや日々行っていることを再点検し整理することが必要ですし、その過程でたくさんの課題に気づかされます。そして自分たちの強みを改めて確認することもできます。子どものこと、利用者のことをどこまで深く考えられるかを追求している福祉施設であれば、研究発表のような機会を積極的に活用していくことも必要だと思っています。介護分野でも育成分野でも、研究発表や実践発表のチャンスがあれば、迷いがあったとしてもまず手を挙げることをオススメします。得られるものが多いのは発表を聞く側ではなく、間違いなく発表する側です。

【外部の目】
事業を再点検するためには、監査等の公的な目に入ってもらうこと以外に、外部の方に見てもらう機会を積極的に増やすことも必要だと思っています。今年度から両こども園に見学や研修、ボランティアなどで来られる方を集計し始めました。両園の合計ですが、4月から66名の方が来られています。年末までにあと約80名の方が来られることも決まっています。来られた方を案内したり質問に答えたりする時間を設けるようにしていて、それをいろんな職員が担当してくれているのですが、そのためには園のことや保育のことを整理して理解しておく準備が必要です。この準備の作業が一番の学びになります。こうした学びの機会が継続して得られるよう、オープンな姿勢であり続けることをより強く意識していきましょう。

【ニューバージョン】
最後に1つお知らせを。広報委員の方々が「はなはな新聞」のニューバージョン作りを進めてくれています。9月後半発行予定ですので、みなさん楽しみにしていてください。

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