わずか「タ」と「チ」の違いで何十年も年をとる
三木成夫(しげお)
鷲田さんのことば
「よちよち」から「よたよた」へ。たった一音の響きの変化が数十年の時の経過を表すと、解剖学者は言う。人はやがて「よろよろ」になり、いつか「よぼよぼ」「よれよれ」になりもしよう。人や物の姿や様子を音に転写するオノマトペ(擬態語・擬音語)は、ほんの一音ずらすだけで意味の大きな地滑りを引きおこす。まさに《音で描かれた絵》である。『内臓とこころ』から。(鷲田清一)
たった一音しか違わないと考えると、乳幼児と高齢者の交流をもっと盛んにするのって簡単そうに思えます…というのはちょっと無理があるかもしれません。でも、そんな風に考えてクスッと笑うくらいの力の抜き加減で向き合ったらいいんじゃないかと。高齢者介護施設と乳幼児教育施設が併設していて、両方があることをまだ十分に生かしきれていない現状を変えるヒントなのかも。
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