2018年8月3日

連帯冷蔵庫

「雇用なしで生きる」の中で連帯冷蔵庫の存在を知りました。おもしろいですね。英語ではCommunal Fridgeらしいので、共同冷蔵庫の方がなんとなくしっくりくる気はしますが。

この冷蔵庫を利用する際のルールは以下の通り。

・生の肉や魚、卵を入れることは許可されていない。
・自家製の食品は、すべて調理した日付を記載したラベルを貼らなければならない。
・ボランティアの人たちが定期的に冷蔵庫を訪れて、賞味期限が切れているものが入っていないかチェックする。


なかなか大変そうなんですが、そこまでしてこの冷蔵庫を維持していこうとするコミュニティーの姿勢がすごいと思います。

この冷蔵庫の記事もありました。『食べきれなかった料理を街の人とシェア。スペインの「連帯冷蔵庫」とは?』

本の中では、この冷蔵庫とは別に「フードバンク」についても取り上げられています。日本にも全国フードバンク協会なるものがあることを知りました。知らないだけで、いろんな取り組みが動いているんですね。

連帯冷蔵庫にしてもフードバンクにしても、もちろんいろいろと課題はあるんでしょうが、「シェア」の考え方が確実に広がっていて、「シェア」抜きにこれからのことは考えられない段階に入っているのは間違いないと思います。先日勉強させてもらったように「シェア&フェア」は今後のキーワードになるでしょう。

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