2018年8月9日

リニューアル

菰沢公園遊具リニューアルのオープニングイベントに参加してきました。



江津市の地場産業である瓦をイメージした屋根、公園全体を見渡すことのできる高さ、市内の保護者や子どもを対象のアンケートで要望の多かった滑り台やターザンロープを取り入れた、自然や地域に馴染むよう茶系統の色を多く使用したとの説明がありました。

以前の遊具は奥の斜面まで大胆に活用し、難易度もかなり幅広く設定してあり、回遊性もかなり高いものであったので、今回のリニューアル遊具は少し寂しい気もしますが、ターザンロープの設置はなかなかおもしろいと思います。以前はあちこちで見かけていたターザンロープですが、定期的な修繕がされずに使用不可になってしまうことが多いのがこの遊具の特徴でもあると思っています。ぜひ頻繁に点検して修繕をし、独特のスリルを味わうことのできる機能を地域の中で維持してもらいたいと思います。

そして考えるべきなのは大型遊具ではなく公園全体を使った遊びの設計だと思います。季節ごとに周囲の自然が姿を変えるので、散歩コースとしてはかなりいい場所なんですが、菰沢池の周囲をぐるっと散策するルートがありません(途中で行き止まりになります)。広大な芝生広場があり、しかもその半分くらいは斜面になっているので、ストライダーのコースなんかを作ったら今とは違った遊びの展開がありそうです。そしてなんと言っても自然が豊かにあるのが特徴なので、木や草花の名前の表示、それを使って遊びなどへの活用する方法を知らせるなどの整備も行ってもいいと思います。

今回は公園内の一部のリニューアルでしたが、公園全体のリニューアル計画や公園が持っている機能の見直しや活用の話し合いが行われることを期待しています。

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