2018年5月25日

年長児の神楽

お泊まり保育が行われています。年長児だけの行事で、あさりこども園とさくらこども園が一緒になって行います。普段は異年齢で遊びが展開されているので、年長児だけが集まるといつもとは様子が違います。しかも2園合同なので、ちょっと高度なやりとりが見られておもしろいです。

夕食後の自由時間に神楽をやっていたんですが、その展開がそれはもう見事でした。

はじめは3人が神楽を楽しんでいたところに3人くらいが加わりました。それを見るお客さん役の子が2人席に座ります。神楽を舞う人数が増えると自然に役割分担が始まります。舞う役、太鼓役、裏で衣装等を準備する役、司会役など、いろんな役が柔軟に交代されながら進んでいきます。神楽が進むにつれて舞台設備も段々整っていきます。



姉妹園であるとは言っても普段は別々に活動しているので、お互いどんな人かは十分に分かっていないはずです。それでも探り探りではあるけど会話が交わされ、その会話によってスムーズに神楽が進んでいきます。

異年齢で、複雑な子ども同士の関係で日々生活している子どもたちにとって、こんなことくらい何でもないことなんでしょう。ですが、実際にその姿を見せられると感心してしまいます。他者と関わる力の育ちをしっかりと見せてもらいました。

ちなみにその神楽の様子の写真は撮ったんですが、流れに意味があるものなので、動画を撮るべきだったと反省しました。

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