この号の「他人」は70代男性でした。その人が話されたことがほぼそのまま活字になっていると思われる文章で、読んでいて不思議な感覚になりました。
読みやすさを考えれば
必ず家を出ると、必ず7人の敵がいるわけ。
そこをやっぱり頭ん中入れながら、うん。
そら、真の敵、敵ばっかじゃないですよ?
そら良い人も10人くらいおるかわからん、何人もいます。うん。
なんて文のままにはしておかないと思うんです。
でも読んでいるうちにそのおっちゃんの話し方とか醸し出す雰囲気のようなものが伝わってくる感じがして、その場で一緒に話を聞いているような感覚になります。
内容もまた不思議で、結局何の話だったか具体的には説明できないんですが、でもなんというか味があります。次の号を見かけたら、多分読んでしまいます。こんな読み物もあるのかと、フリーペーパーの奥深さを感じています。
「他人」
いろんな方に読んでもらい、どう感じるか聞いてみたいです。
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